ごまの日記

家庭の話やYouTube、本、ゲームの話をします。

受容

息子の障害がわかってから、3年

生まれたときから抱えてた不安を含めると10年近く経ってようやく今

遅いけれど

生活がやっと落ち着いたからか

気持ちに余裕が生まれたからか

唐突に、息子が可愛い。

息子は私に懐かないと思っていた。

視野を狭めていたのは、私。

息子は赤ちゃんの頃から、ずっと可愛かったのに

しんどくて存在を否定してた。

どうせ言ってもわからないからと、関わることを諦めてた。

 

息子の良さを夫は知ってた。

伝わらないと諦めずに声をかけた。理解できるまで説明を繰り返した。

夫のように息子と関係を築くのは無理だと思ってた。

けど

学童に入って、子供同士で関わり合って新しい遊びを覚えてきて、

同級生とコミュニケーションを取れていることにまず驚いた。

同じように遊べるんだ、みんなが面白いものを息子も面白いってわかるんだ。

覚えてきた遊びを、私たちに説明することまでできて驚いた。

 

一辺倒な説明じゃ聞き取れなくても、遊びの中でこどもは成長するんだと知った。

最初から同じようにはできなくても、同じ時間を共有するだけでよかったんだな。

息子の言葉に耳を傾けて、興味ありそうな話題に乗っかって、頭ごなしに言うのでは無く、おなじ目線で会話する。

それだけで、息子がそばに来てくれるようになった。ほんの一時、そうしただけで心を開いてくれた。

私この数年間何やってたんだろ。

自分が大変ばっかだったな。

実際大変だったけど。色々、理想が高すぎた。完璧な子供なんてはじめからいないのにね。

 

昨日は一緒にあやとりをして

今日は一緒におままごとしようって

英語も勉強したいって

可愛いな。

 

一緒に生きていこうね。